飲食店開業前の準備について

飲食店経営の魅力やメリット、デメリットについては、なんとなくご理解いただけでしょううか?

 

ここでは、実際の開業にあたり、

 

事前準備として必要なものをみていきます。

 

1開業資金。

「お金のことは心配しなくても良いから、好きなようにやりなさい」
などというようなお話は、まずないですよね。
自己資金であれ、借入であれ、開業資金としてある程度まとまったお金が必要なのは、言うまでもありません。

 

では、実際にどれくらいのお金が必要なのか?
目安としては、坪当たり50万円程度と考えておきましょう。開業する店舗の条件によって、増えたり減ったりすることもありますが、お金が必要であることには変わりありません。
例えば、20坪のお店を開店させようと考えているのであれば、約1,000万円の開業資金が必要であると思ってください。さらに、開店後の運転資金のことも念頭に入れれば、やはり坪数×100万円の投資が必要であると考えておきましょう。

2飲食店経験

この点については、アルバイトでも、正規社員でも関係ありませんが、まったく経験のない仕事を1から始めようというのでは、あまりにもリスクが大きすぎます。
「定年を機に、趣味である料理で、おいしい定食屋でも・・・」
「趣味のそば打ちが高じて、蕎麦屋をオープン・・・」
折角、飲食店を開店するわけですから、「成功を前提」に考えて、飲食店経験の無い方は「開業のための修行」と、肚を決めてアルバイトでも何でも、「現場」を経験しておくべきです。「現場での気づき」は、間違いなく開店後のあなたの助けになってくれるはずです。

3周囲の方の助け

いきなり、「1人でお店を始める」と言っても難しいのが現実です。
「独立」と言っても「独力」での開業ではなく、周囲の方の助けが絶対に必要です。友人・知人に既にお店を開業している方がいる場合は、積極的にお話を伺ってください。
開業に苦労をした方でも、成功して軌道に乗せている方の多くは、「開業時には、大工工事は、友達が安く請け負ってくれた」「既にお店をやっている先輩が、店で使わなくなった食器を譲ってくれた」「仕入れ先を紹介してくれた」「開店を知った友人が、次から次へと、新規のお客様を呼んできてくれた」等々、周囲の方の理解と信頼、そして、協力があって、初めて成功できます。開業後も、この時に協力してくれた方々への感謝を、絶対に忘れてはいけません。

4ご家族の理解

既に何度か触れてきましたが、飲食店経営とは非常に大変な仕事です。
正直な話、成功する保障はどこにもありませんし、軌道に乗るまでは、収入も安定してきません。肉体的にも厳しく、店舗形態によっては、夜型の生活スタイルになったり、不規則な生活を強いられることもあります。
このような中でより良い仕事を続けていくには、家族の支えは絶対に必要不可欠です。営業を続けていく上でも数々の困難に直面するはずです、そういった時にも、何よりも力になってくれるのは、「家族の絆」であることは間違いありません。
一人で突っ走ったりせず、開業前には必ず、家族の将来についてじっくりと話しあい、理解を得ておく必要があります。この努力は絶対に怠らないでください。

5 マーケティング

飲食店開業に限った事ではありませんね。
起業する際には、その業種が何であれ事前の情報収集は絶対に必要で、より正確な「情報収集」は、その事業の成功率を高めることは間違いありません。
飲食店に関する情報は、情報番組、グルメ雑誌、ネット上の口コミサイト、地元のタウン誌等々、数多のメディアが「食」に対する情報を発信しています。
今、世間で何が求められているのか?
次に来るニーズがどんなものなのか?
を分析していく上でも、最新情報には、経営者として常にアンテナをはっておく必要があります。